運転技術向上とモトジムカーナ
お堅いタイトルになってしまいました。
ライテク爆上げとかの方が良いですかね。
これまではどちらかと言えばモトジムカーナの中の人や入り口の人に向けた話をしてきましたが
少しだけ読んでくださる方も増えたと思いますので今回はオートバイに乗っている普通の方々に向けた話をしてみたいと思います。
(写真は拾物です)
まず免許を取って皆さんお好きなバイクを購入しツーリングや通勤、キャンプにと様々な楽しみ方をされていると思います。
年齢問わずバイクを運転していて
あ、危ない!怖い!
と言った場面に出会すことがあると思います。それは自分の操作が原因であることや外的要因によるものどちらもだと思いますが
バイクが2輪しかなくバランスを取ったり崩したりして操る乗り物である以上、避けられない事です。裏を返せば不安定だからそこ乗りこなせるようになった時の爽快感や達成感を大きく感じられる乗り物だからこそ
趣味としてハマり、成立するものだと思います。雪山のスポーツなんかにも当てはまりますね。
乗り物の多くは慣れの範疇も大きく、長く乗っていればそれなりに乗りこなせるようになるものですが、自分の想定外の動きや速さ、急に止まらなければならない状況に陥った時に人間は身体が硬直し動けなくなります。
そうすると大抵の場合バイクは転倒します。
立ち転けは皆さんの多くが経験した事があると思いますが、速度ゼロ。たったアレだけの転倒でもバイクを傷付けてしまったり、脚を挟んで怪我をしたり手をついて血が出てしまったりと良い事ありませんね。
速度がのれば尚更、
そのダメージは倍々に増えていきます。
楽しく快適なオートバイライフを送る為におすすめ出来るのがモトジムカーナ系の練習会です。
本題に入る前に雑誌やメディアなどではあえて言わない事を書いておきます。
このブログを読んでいるライテクに迷える子羊、
もとい
そこのオジサン。
心配しないでください。少子化が叫ばれるようになってはや数十年。バイク乗りそのものの平均年齢も50歳を超えているでしょう。初心者も上級者も大半はおじさん、おばさんです。
気負いすることはありません。みんなはじめは素人です。これからの人生で今が一番若い!
若い人ももちろん大歓迎です。
さあ、参りましょう。
ちょっと強引だと思いますか?実は全然そんなことはなく、他を引き合いに出させてもらうと...
サーキット走行は最初に揃える装備もバイクも利用料金も高いですし何よりスピード域が高すぎます。何かあったらワンミスで、大怪我です。
モトクロス、エンデューロも同様なのとあと汚れます笑
トライアル→転落→骨折
ミニバイク→専用のバイクと革ツナギ
峠を攻める→攻める前に谷底へ
マスツーリング→ハゲデブおじさんからマウントの餌食
☆こんなに危険なのです
(各関係各位申し訳ありません)
ジムカーナ系の練習会に必要なのはグローブ、肘膝を守れる物、ライディングシューズ(出来ればブーツ)
とひと握りの勇気だけです。
ジムカーナ系練習会の特徴は
- 料金が安い
- 低速なので怪我しにくい
- 初期装備も安い(貸出も有
- ターンの数(カーブを曲がる回数)が他の競技より圧倒的に多い
- アスファルト、速度域、が普段使いの環境と似ている
- ジムカーナ競技としても過去に死亡した人が居ない!
- どんな人でも早く確実に上手くなれる
どうですか?
少し上げただけでもコレほどのメリットがあります。
この中でも特筆すべきはカーブする回数が圧倒的に多いという事です。経験値か物を言うのはどんな世界でも同じですが、パイロン系の練習会は1日中走った場合、公道の峠やサーキットとは比べ物にならないほどのコーナーの数を体験します。
この8の字走行に代表される成功体験がライテクアップに最も繋がっていると思われます。
練習会に参加したからと言って別にジムカーナの大会に出なくても良いわけですし2.3回の参加費はツーリングに行くよりお金もかかりません。
それでいて参加する前と後とでは別人のようにスキルアップしているはずです。
そうして上手くなった余裕を公道では
安全マージンとして隠しておいてください。
今までよりも快適で有意義なバイクライフに役立てる事が出来るでしょう。
貴方がもし、その後少しでも興味を持ちモトジムカーナの門を叩いてみたくなったら遠慮なく声をかけてください。
仄暗い沼の底でお待ちしております。