D杯とJ杯

ひとつ前の投稿でモトジムカーナには2つの公式戦があると説明しましたが、その2つの大会の特色について少し話そうと思います。

 

会場はどちらも茨城県にあり、D杯は

筑波サーキットジムカーナで開催されており、年間5戦にて行われています。

会場については急な変更等ある場合がありますのであくまでも記事投稿時ということにしておいてください。

参加人数はおよそ150人から200人の間くらい。

選手の参加クラスの分布は

 

A級が30人超、B級が15〜20人、C1級が最も多く50

〜60人、C2級が30〜40人、ノービス級が30〜35、NL級が5〜10人といったところです。

 

見てわかる通り中堅どころのC1が最も多くノービスが少ない事がわかります。これはあまり良い傾向ではありません。

 

それとA級が多いのは競技の特性上年寄りでも体力的に続けやすい、技量を維持し易い、降格制度が無いというのが主な理由として挙げられます。

 

A級の中にも総合ポイントで昇格したもの、SBポイントで昇格したものがいて色々と異なる面もあります。

 

SBクラスについてはまた別の機会に話そうと思います。

このD杯(ダンロップ 杯)が誰がなんと言おうと二輪ジムカーナにおいての最高峰のレースになります。

 

A級の参加人数、メンツ、それぞれの気合いの入り方、参加人数その他色々と理由はありますが異論は認めません。トップが本気で競り合う事でトップタイムは上がっていきます。それと比例して昇格基準タイムも上がるのでそういう位置付けになります。

 

それが理由で地方にいる選手もわざわざこの大会に出るために遠征してきます。

北海道から沖縄まで時には海外からも参加選手が居たりします。

 

コースの内容については基本的には大味で覚えやすく、割とゆったりめの大きいコース設定が多いです。

 

それゆえに色々と選手から文句が出ることもありますが、この大会がスタンダードであり、その大会がそういうコース設定をしている限り現在のモトジムカーナの主流はそういうコースだと言うことになります。

 

おのずとセッティング、車両選び等の基準にもなったりします。

 

筑波サーキットジムカーナ場は四輪ジムカーナやドリフトイベント等も行われている為、アスファルトの隙間にタイヤラバーが詰まったりしている事とアスファルトの目が細かいこともあり、グリップはするが少しクセのある路面になっています。

それを攻略することもタイムを競う上で重要な要素である事は間違いありません。

 

長くなってしまったのでJ杯については別の機会にしようと思います。